JA_Agrie_Vol.10
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〝美味しく安心して食べられる野菜作りを〟これは岡野さんの名刺に記されている言葉です。岡野さんの野菜作りに対する真摯な姿勢が窺えます。美味しく安心して食べられる野菜作りを甘くやわらか!栄養満点▲JA営農指導員とも協力して、良質な野菜を安定して出荷できる体制を整えています判。生で食べるとキャベツとの違いがよく分かります▲岡野さんのグリーンボールは大玉でやわらかいと評岡野農園代表 岡野さんが農業を始めたのは20代の頃。祖父母の畑を助けるためで、それまで農業経験はなかったそう。「まずはいいものを作っている人のところへ行って教えてもらいました。周りの人に助けられて今に至ります」と岡野さん。 グリーンボールはキャベツの一種。天候や水に敏感でかなりの手間がかかりますが、春キャベツ以上にやわらかく甘みがあります。栄養価も高く、キャベツと比べてカロテンが2倍、ビタミンも豊富です。美味しい野菜作りはもちろん、安定した出荷も大切にしている岡野さんは、適切な土や水の管理、台風対策に加えて、一年を通して様々な農作物を収穫できる品種選びなど、研究も非常に熱心です。気候条件が毎年異なるため、思うような結果が出ない時もありますが、美味しい野菜をいつでも食卓へ届けるため、いくつもの対応策を組み合わせて、常に最良の結果を導き出しています。そんな岡野さんの努力が詰まったグリーンボールは格別の味です。ぜひ召し上がってください。▲指宿市山川にある岡野さんの圃場。レッドキャベツやカボチャなど、一年通して様々な野菜作りに取り組んでいます▲ 一玉ずつ手作業で収穫するため、熟練の技術が必要。足腰への負担はありますが、収穫時の喜びはひとしおです06岡野 圭佑さん

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